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コロナ療養記 in ニューヨーク【マンスリー・ニュースレター Vol.141】

みなさま いかがお過ごしでしょうか。

今週は、アメリカはクリスマスに並ぶ大祝日⭐

「サンクスギビング(収穫感謝祭)」のホリデーです。

家族や友人と集い、お昼から夜まで七面鳥などのご馳走を食べ続けながら

楽しい時を過ごす一日から始まる4連休です。

午前中には、私の家の近所から、

老舗デパート、メーシーズの巨大バルーンのパレードが出発されます。


(今年はオンラインで鑑賞)


翌日は「ブラック・フライデー」と呼ばれる1年で最大のセールも行われます。

ここ数年はこの時期にアメリカにいることがなかったので、

久しぶりのサンクスギビング休暇 in ニューヨーク🗽です。


そんなときによりによって私は・・・

隔離中でした😭



私の周りは、すでにコロナに罹った人ばかりで、

どこに行っても「罹ったことがないのは私だけ」の状態だったのですが・・・


ついにこの日がやってきました。


2本線が出ると陽性です。


先週の日曜日の朝に、少し喉の痛みが出たのですが、

その週は学校で風邪が大流行していて、みんな咳込みながらレッスンに来ていたので

「あ・・・誰かから風邪をもらっちゃったか」と思い、

念のためマスクをして仕事に出かけました。


弾いていると時折咳が出始め、

その日に予定していた食事会とフランス語の会話クラスはスキップ。

帰り道では関節も痛くなってきて、「ああ、熱が出てくるんだろうな」と予期したとおり

家に帰ると38度超えの熱が出てきました。

この時点でも風邪だと疑わなかったのですが、

翌日になっても38.6度の熱があり、

風邪薬も効かないし、インフルエンザのワクチンも接種しているのに何でだろう?

(オミクロン株対応のワクチンも接種済みです)と

コロナの家庭用検査キットは家にたくさんあるので、念のため検査をすることに。



あれ、2本線が・・・😲(1本だと陰性です。)

にわかに信じがたく他社製のキットでも試しましたが、同じ結果。



ニューヨーク市のコロナセンターに電話をして、オンライン診療を受けました。

その時はじめて、声が出ず喋るのも一苦労と気付きましたが、

電話口で「頑張って!」と励まされながら必要情報を伝えます。

「日曜日から発症だから5日目の11/24木曜日まで隔離して、

その後5日間は外出の時はマスクしてください」

「木曜日って、サンクスギビングの日まで隔離って事ですよね・・・」

「そうですね・・・残念ですけど」

としゃがれ声で会話をしながら、

コロナ治療薬(ファイザー社製のパキロビッドパック)を5日間分処方してもらい、

4時間後には家に届けられました。全て無料です。

マンションの受付に取りに行くと、同じ封筒が2つ並べられてあり、

ああ、仲間がいるんだ・・・と少しホッとしたりも。


1回目の服薬はあえなくリバースしてしまいましたが、

その後は順調に朝夜3錠ずつ飲むことができました。


3日間はほぼ寝たきりでしたが、その後熱も下がり、

その後は鼻水、鼻づまり、咳、くしゃみ、軽い頭痛が残るくらいになり、

昨日から練習も再開することが出来ました🎹

(今は隔離も終わり、検査結果も陰性になっています。)



ホリデーも思うように楽しめず、体重は3キロ以上減りましたが、

生徒がたくさん差し入れを届けてくれたりと、

周りの方の有り難さに感謝する1週間でした。

この繁忙期に唯一コンサートがない週でもあったので、

その点では良かったのかも・・・と思っています。



みなさまもくれぐれもお身体お大切にお過ごしください。



濱田あや










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