2月12日の京都コンサートホール公演「ゴルトベルク変奏曲」も
無事に終わりました。
代役が決まってから6週間、
寝ても覚めても「ゴルトベルク」のことで頭がいっぱいで
楽譜を一から見直し、細部まで深く読み込み、できる限り練習を重ねました。
公演2日前には朝日新聞(京都版)にも記事が掲載されました。
京都コンサートホールのFBページにメッセージも投稿されています。
本番の写真はまだ手に入っていないので、
こちらは前日リハーサルの時の写真です。
(photo © 京都コンサートホール)
会場の音響や楽器の特性を見極めて、少しテンポを変えたり微調整をします。
最後まで集中力が持つのかなど、間際まで心配事が尽きませんでしたが、
コンサートでは思うように演奏が出来、大役が無事終わり本当にホッとしました。
SNSに投稿された、ご来場くださった方の感想です。
「実に…実に美しいゴルトベルク…
ミートケモデルという二段鍵盤のチェンバロの透明なそして多彩な響きがこの極上のホールに響くのです。そして何が美しいかというと濱田さんの華麗で自由な装飾音…
30の変奏の長大な旅の後のアリアで😭(号泣)」
「休憩なしの非常に気迫のこもった演奏、装飾音もとても華麗でもっと聴いていたいと思いました。」
「凄まじい90数分。半端ない集中力で時には激しくまた優しく。」
「右手と左手が交差しまくって二段鍵盤の上にいったり下にいったりと目まぐるしい動き。すごいテク。」
「素晴らしかったです。最後のアリアが終わってからの静かな時間が非常に長かったのも、感動的でした。コンサートでの、あんなに長い静寂は、私は初めての経験でした。」
「最後のアリアの後の静寂が時が止まったのかと思うくらいで…もしかして1分くらいあったかも…アリアの最後のGの音が空間に消えていく美しさ…」
「ゴルトベルク変奏曲のあとなのでアンコールはないかもと思っていたのですが、なんと『フランス組曲 第5番 サラバンド』とさらにもう1曲ダブルアンコールでした。沢山ミートケモデルのチェンバロを聴かせてくださって嬉しかった。」
様々なご感想ありがとうございました。
健康体でステージに立てて、多くの方とライブで音楽を共有することができ、
本当に思い出に残る公演となりました✨
CDの話題です!
『レコード芸術』誌3月号
「先取り!最新盤レビュー」のコーナーで
1ページにわたってレビューが
掲載されました。
お求めいただけます。
聴いていただけると
嬉しいです💖
あまり休む間もなく、コンサートの翌日からまた練習を再開しています。
今は今週末に行われる、
フランスの古楽器オーケストラ「レザール・フロリサン」の仕事のために
パーセルの「妖精の女王」やヘンデルのオペラを
時差調整と闘いながらも必死に練習中です🎶
みなさまもどうぞお身体お大切にお過ごしください。
濱田あや
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