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震災の日 in 京都【マンスリー・ニュースレターVol.94】

みなさま いかがお過ごしでしょうか。



京都コンサートホールでの

おんがくア・ラ・カルト♪

第33回「華ひらくチェンバロ音楽」も

無事に終了いたしました。









会場は510人収容の、大変美しいコンサートホールです。

(© Kyoto Concert Hall)


チェンバロ・ソロの演奏会にしては、大きい会場なので、

後ろの方まできちんと音が届くかしら…と少々不安もありましたが、

伸びやかな響きを感じながら弾くことができました。



チェンバロは、京都コンサートホール所蔵の、

フォンナーゲル・パリ社の楽器(1994年製)です。

製作者であるラインハルト・フォン・ナーゲルさんのパリの工房には

私もよくお邪魔させていただくのですが、

彼は、この楽器を製作・納入して以来、25年以上、

この楽器の話を聞いたり、状態を知ることがなかったそうです。

今回、私がこのチェンバロを弾くことになって、

写真をお送りしたのですが、

「あぁ!25年振りに見てとっても懐かしい!」と

とても喜んでおられました♪




こちらは京都コンサートホールさんが公演後に投稿して下った記事です。




(© Kyoto Concert Hall)



観客の方からのアンケートには、

「初めて聴くチェンバロの優しい音色に魅了されました。」

「チェンバロをライブで一度聴いてみたかったので、

繊細で力強い音色の素晴らしさを味わうことができました。」

「まるで絹の糸のようなチェンバロの美しい音色に感動して、涙が出ました。」

「昔からチェンバロの音色は大好きでしたが、生でたっぷり聴けるコンサートは初めてで、今日はとても素晴らしい演奏で、

本当にこんな機会を作ってくださりありがとうございました。」

「チェンバロという楽器の説明がとてもわかりやすく、理解を深めることができました。」

「震災の日に想いを寄せて選曲されたアンコール演奏に涙が溢れました。

素晴らしい時間をありがとうございました。」


などなど 本当にありがたい感想をたくさんいただきました。


2020年1月17日は阪神・淡路大震災25年に当たる日でしたので、

震災の日に、多くの方とご一緒できて、そしてチェンバロ演奏を楽しんでいただけて

とても嬉しく、深く思い出に残るコンサートとなりました。

ありがとうございました。


 


後日、このコンサートの動画も数曲公開する予定にしておりますが、

今回は、昨年ザ・フェニックスホール公演で演奏した

コレット作曲「エトワール(星)」をアップいたしました。


次回はパリからお届けする予定です☆


皆様もどうぞお身体お大事にお過ごしください。




ニューヨークより

濱田あや

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