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『現代ポーランド音楽』フェスティバル【濱田あや マンスリー・ニュースレター Vol.20】


皆様 お元気でお過ごしでしょうか。 この冬のニューヨークは、例年にも増して、

厳しい寒さと雪に見舞われています。

毎週のように雪嵐がやってきて、一夜で50センチほど雪が積もったり…と お洒落とは言い難いスノー・ブーツが大活躍しております…!

また数日前は、気温がマイナス18度まで下がり、 どれだけ着込んでも効果も無く、息をするのも困難なほどでした。

そんな寒い毎日が続いているのですが、

私は、昨夜コンサートを終え、ほっと一息ついています。 今回は、リンカーン・センターで開かれている

『現代ポーランド音楽』フェスティバルの一環だったのですが、 私は1994年に作曲されたシマンスキー作曲のソロ曲に挑んでおりました。

現代曲ばかり演奏する音楽家は多いですし、

私もそんなに苦手ではないのですが、 でもやはり、普段は300年前の曲を専門にしている身にとっては、 楽譜を読むのも、曲を理解するのも、

まるでパズルのピースをひとつずつ埋めていくような 根気のいる作業が続く毎日でした。

一時期は、ほんとに演奏できるようになるのかしら…と

不安も多く、引き受けたことを悔んだりもしたのですが、 なんとか本番数日前に、だんだん形になってきて、

昨夜無事にパフォーマンスも終わり、満足の行く結果となりました。 さぁ、これでまた、

大好きなフランスものやバッハの曲が思う存分練習できると思うと なんとも言えず、嬉しい気分です! ニューヨークはまた今日から4日間雪が続くようです。 日本も寒さが厳しい頃だと思いますが、

皆様どうぞお気をつけてお過ごし下さい。 次回は、ヨーロッパよりお伝えできるかと思います。

ニューヨークより 濱田あや

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