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チェンバロ漬けの夏も終わり・・・【濱田あや マンスリー・ニュースレター Vol.33】


みなさま こんにちは。 お元気でお過ごしでしょうか。

先月末の東京公演、兵庫公演に

お越しくださいまして、 本当にどうも有り難うございました。

音楽漬け、チェンバロ漬けの充実した夏の締めくくりに 日本でリサイタルが開け、温かいご声援を頂き、

とても嬉しく思いました。

東京では初リサイタルだったので、

「客席がぽつぽつだったらどうしよう…」と気にかけていたのですが 蓋を開けてみると、

満員のお客様にお越しいただき、

本当にありがとうございました。

また兵庫公演では、

様々なレパートリーを演奏した甲斐あって(?) 「この曲が好きだった」「○○が良かった」と

皆様からいろいろとご感想を頂きまして

有難うございました。

これからの大きな励みにさせていただきます。

私はニューヨークに帰ってきて、早くも一週間が経ちました。 この夏はほとんどニューヨークにいなかったこともあって、

家でくつろぐのも不思議な感じです。 成田からニューヨーク直行の便で帰ってきたのですが、 朝11時半に着いて、タクシーに飛び乗り、家まで直行。 荷物を置いて、あたふたとお昼からジュリアード音楽院で仕事、という 着くや否やとんでもないスケジュールになってしまったのですが、 無事に乗り切り、

やっとスーツケースの中のものを片付けようかな、という気になってきました。 綱渡りなスケジュールは時々あるのですが、今回も、 「飛行機が遅れませんように…」

(離陸が30分ほど遅れ、ひやひやしました)、 「入国審査の列が長くありませんように…」

(私はアメリカ人の列に並ぶのでいつも比較的短いのですが、

それでもたまに小一時間かかることもあります)、 「税関で引っかかりませんように…」

(怪しく見えるのか、よくスーツケースを開けさせられます…)

と、機内で楽譜とにらめっこしながらも、幾つも願いをかけての帰路となりました。

そして今は、そのジュリアードも入っている、近所のリンカーンセンターで、 「ニューヨーク2013春夏コレクション」が始まっています。 家にいると、大晦日や夏のニューヨーク・フィルの野外コンサート、

ニューヨーク・マラソンの前夜祭のときなどに、 セントラルパークで打ち上げられる花火の音が聞こえるのですが、 先週また花火の音が聞こえ、

「今頃何かイベントがあったんだっけ~?」と思いめぐらせていたのですが、 どうやらニューヨークコレクションの前夜祭だったようです。 おかげで、最近は、近くのスーパーマーケットに買い物に行っても、 奇抜(お洒落?)な格好をしたファッション関係の人をよく見かけますし、 デパートや5番街のお店では、

毎日夜遅くまで特別イベントや化粧品のデモンストレーションなどをやっています。 こういう華やかなイベントを目の当りにすると、 「あ~NYに帰って来たんだなぁ」と実感させられます…。 ニューヨークは朝晩はすっかり涼しくなって、本格的な秋の訪れを感じさせますが、 日本はまだまだ暑さが残るようですね。 どうぞお身体をお大事にお過ごしください。 ニューヨークより 濱田あや

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