みなさま いかがお過ごしでしょうか。
昨年の今頃にお話を頂いてから、ずっと楽しみにしてきた
ニューヨークで最古の古楽コンサートシリーズ「Music Before 1800」での
「ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集(全曲)」の演奏会が
先週無事に終わりました❢
コンサートの2日前には、暴風雪に見舞われ⛄、
ニューヨーク州にも非常事態宣言が発令され、大きな騒ぎとなりましたが、
チケットも完売になり、当日も雪道の中、
満員のお客様がおいでくださりました。
会場は、マンハッタン・アッパーイーストサイドにある、館のサロン。
以前、師匠のコンサートでこの会場を訪れた時に、
「あ~❣ ラモーを演奏するのにピッタリの雰囲気❢
こんな素敵なところでコンサートができれば…」と思っていたので、
夢が叶い、本当に嬉しいひと時でした。
共演者は、ジュリアード音楽院教授の
エリザベス・ブルーメンストックさん(バイオリン)と、
国際バッハ・コンクール優勝者の
ベイリァン・ジューさん(ヴィオラ・ダ・ガンバ)です。
ベイリァンとは、ジュリアードでの同級生で、
その頃からの長年の良き友人なのですが、
ブルーメンストックさんとは初めての共演でしたので、
音楽的な方向性やセンスが合うかな…と
リハーサルが始まるまではドキドキでしたが、
弾き始めると、息もよく合い、
3日間リハーサルをして、皆が満足のいく出来に仕上がり、
本番ではとても気持ちよく、ラモーの世界にどっぷりと漬かりながら、
のびのびと演奏できました。
(終演後、たくさんの方々から「もうずっと何年も一緒にやっているの?」と
聞かれたほどです☺)
リハーサル中の模様(動画)です☟ ジュリアード音楽院の一室にて。
お客様からの反応もとてもよく、
「ダイナミックで繊細。こんな素晴らしい音色を聞いたことがなかった…❢」
「このようなクオリティの(高い)演奏、滅多に聴けるものではないね!」
「なにもかも忘れて、ひたすら、美しい音の世界へいざなっていただいて、
至福の時でした。生きててよかった・・・。」
と、嬉しい感想を多数いただきました。
休む暇もなく、
数日後は
また別の公演、
「ゴッサム・アーリーミュージックシーン」主催の
コンサートに
出演します。
どうぞよろしくお願いいたします🌟
日本は桜の開花が待たれる頃でしょうか。
季節の変わり目、どうぞお体お大事になさってください。
ニューヨークより
濱田あや