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バッハCD 最終編集 in パリ!【マンスリー・ニュースレター Vol.120】

Updated: Sep 17


NYハリケーン襲来のあと、パリにやって来ました。

最近また入国規制が厳しくなってきたので、

無事に搭乗 → 入国するまでドキドキです。



パリでは、カフェ/レストランや文化施設に入るときには

衛生パス(Pass sanitaire)の提示が義務づけられています。

私もアメリカのワクチン接種証明書をEUでも使えるようにしてきました。



お天気がいい日は、パリらしい景色に癒やされますね。



ノートルダム大聖堂は改修工事が進んでいます。



凱旋門は期間限定の芸術作品として、ラッピングがかけられています。



そして市庁舎の前は、ワクチン接種会場となっています。

(検査は、至るところにある薬局で予約無しで簡単に受けられます。

私も2日前に一度受けました。)





さて今週は、11月リリースの新CD「バッハ:シャコンヌ」の最終編集です🎧。


昨年11月、スイスでのレコーディングの際にもお世話になった、

サウンド・エンジニア、イニャス・オーヴィル氏と

レコード会社のスタジオに連日籠もって音源のチェックをしています。

(他の社員さんはみなリモートで仕事をしているので、

オフィスはガラ~ンとしています・・・)



本当はもう少し早い時期に、最終の編集作業をする予定だったのですが、

最初の編集に私がダメ出しをして、担当者を変更してもらったり、

連絡が突然途絶えたり・・・

(フランス人あるあるだと思いますが、アメリカ人相手の時より10倍くらいプッシュしないと、超マイペースな彼らとコミュニケーションが滞ります・・・💦)

エンジニアがコロナに罹ったりと

いろいろあって今の時期になってしまいました。

締め切りとにらめっこしながらの追い込みです。


エンジニアとはメールでは丁寧にやり取りをしていたのですが、

会った途端に「久しぶりだね~」「ちょっと痩せたんじゃない?」などと

お互いざっくばらんに話し始め、

和やかに打ち解けて作業を進めることができました。

やはり、直接会って仕事をするのはいいですね・・・!



作業はというと、

朝9時半から始めて、終わるのは夜10時近く。

その間ずっとヘッドフォンで聴き続けて、

何十テイクもある中から、最終音源を決めていきます。

とっさに判断をしなければいけないので、集中力ももうギリギリです。

そして、エンジニアが0.01秒単位の微調整をして、編集をします。

レコーディングで弾いているより、数倍疲れる作業ですが、

エンジニアも「C'est mon métier! (これが僕の仕事だから大丈夫だよ!)」と

根気強く付き合ってくれました。


家に帰っても、

その日に編集した曲を聴いていたら、覚醒して眠れなくなり、

体力勝負な毎日です・・・💪


最後の締めの前には、アーティスティック・ディレクターや師匠にも聴いてもらい、

「想像力溢れる演奏!チェンバロもいい音で撮れてるよ!」

「最高!最高!!

はるばるヌーシャテルまで行ってレコーディングした甲斐があったね」

と言ってもらい、ホッと救われた気分になりました。



そして、ようやく今日、曲間の秒数を決めて、

マスター音源が出来上がりました✨🎉

感無量です🥰😭




このあとは、プレス(生産)→パッケージング(商品化)と進み、

11月19日に全世界同時発売となります!!✨✨



コロナ禍の困難を乗り越えて作ったCDということもあり、

きっと後々まで、私の中で思い出に残るアルバムとなると思います。


お楽しみにお待ちくださると嬉しいです💕



パリより

濱田あや