ボストン美術館【濱田あや マンスリー・ニュースレター Vol.58】

April 16, 2017

ニューヨークもようやく

春の陽気に心を弾ませる季節に

なりました。

 

みなさまいかが

お過ごしでしょうか。 

 

さて先週は、

ボストン美術館にて

演奏する機会に恵まれました。

 

 

こちらの美術館には、

ドイツ出身でパリに移住した製作家 ジャン=アンリ・ エムシュによる、

1736年製のフレンチ2段チェンバロ が所蔵されています。

 

アンリ・エムシュ製作のチェンバロは5台現存していて、

パリの音楽博物館では、

1761年製を弾かせていただいたことがあるのですが、

ボストンのエムシュは、スケーリング(弦の長さ分布)が少々異なり、

音色の違いをかなり感じました。

楽器の特徴に合わせて、ラモーやル・ルー、バッハの曲を選び…

 

当初は30分ほど弾く予定だったのですが、

弾き始めると、来館の方からの、写真攻め&動画攻め(?)に遭い、

結局3時間ほど弾き続けていました。

さすがに少々疲れましたが、熟成された味わい深い音色がよく響いて、

美術館の方も大変喜ばれ、嬉しいボストン訪問となりました。

 

 

 

アンティーク・チェンバロを演奏する、夢のような機会は、まだ続きます♪

 

今週、2つのコンサートを終えた後、

月末には、フリント・コレクション主催の

Harpsichord Heaven(ハープシコード・ヘブン)」という、

3日間に亘るチェンバロ・フェスティバルに出演いたします。

(※ハープシコード《=チェンバロの英語名称》)

 

会場は、以前にも訪れたことがあるのですが

マンスリー・ニュースレター Vol.42】参照)、

16世紀~18世紀のオリジナルのアンティーク・チェンバロ11台が所蔵されている

プライベート・コレクションです

(うち8台が演奏可能な状態に修復されています)。

アメリカやヨーロッパから9人のチェンバロ奏者が集まり、

朝から晩まで、チェンバロ・コンサートが開催されるのですが、

このたび光栄にも(日本人としては初めて)その1人に選ばれ、

リサイタルを行うほか、フィナーレ・コンサートにて演奏いたします。

 

あまりの幸運続きに、恩師も

「チェンバロの神様が君に微笑んでいるようだねぇ😉」と仰っていましたが、

オリジナル・チェンバロの響き、音色、鍵盤のタッチを実感できることは

本当に貴重で贅沢な体験です。

今からドキドキが止まらず待ち遠しい限りです。

 

 

日本でのリサイタル

7月8日 (土)  大阪梅田・ザ・フェニックスホール

(チケットのお申し込みは ⇒ こちらからどうぞ)

7月23日(日) 名古屋・宗次ホール

も楽しみにお待ちくださいますよう、どうぞ宜しくお願いいたします♪

(☝ クリックしていただくと、チラシが拡大されます。)

 

 

 

ニューヨークより

濱田あや

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