スイス&アントワープ【濱田あや マンスリー・ニュースレター Vol.73】

June 23, 2018

みなさま いかがお過ごしでしょうか。

 

 

私は今月はヨーロッパにいます。

先週は、スイスの2都市で、オリジナル・チェンバロを弾く機会に恵まれました。

 

 

 

こちらは

ジュネーヴの美術・歴史博物館。

 

スイス人のチェンバロ製作家

ヤーコプ・シュティルネマンが

1777年にリヨンで製作した

フランス式2段チェンバロです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュネーヴの旧市街の

すぐ近くに位置し、

小高い丘の上の重厚な建物内です。

 

コンサートはこのように

観客の方が

チェンバロを囲む形で

行われています。

 

 

 

 

その次は、ジュネーヴから電車で約1時間

北に上がったところにある

美しい湖畔の街 ヌーシャテルです。

 

こちらの美術・歴史博物館には

ヨハネス・ルッカース製

(1632年、ラヴァルモン1745年)

の美しいチェンバロが所蔵されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

17世紀 フランスの詩人、

ファーブル・ド・ラ・フォンテーヌの

寓話に基づいて

猿や猫、鳥など様々な動物が

描かれている

とても素敵な

チェンバロです。

 

 

 

 

 

 

思わず

「このルッカースが詳しく載っている印刷物などはありませんか?」と尋ねると、

「公式な資料ではないのですが・・・」と

1985年に修復された直後に、博物館が作成した資料のコピーを

ファイルから出してくださりました。

「え、こんな貴重なもの、いただいていいのですか・・・?」と

恐縮してしまいましたが、

今でもありがたく読み返しては、ヌーシャテルのルッカースを思い出しています。

 

 

 

そして今は、

そのルッカース・ファミリーが

16世紀~17世紀に

工房を構えていた

ベルギー・アントワープに

滞在中です。

 

楽器博物館も

数ヶ月前に

リニューアルされたばかりで

より一層素敵な空間に

なっていました。

 

 

今年アントワープ市は、「バロックの都アントワープ2018」と名付けられ

17世紀のフランドル・バロックを代表する画家ルーベンスと、

バロック文化の伝統を称えるイベントが多数開催されています。

 

 

 

チェンバロも負けてはいません!

楽器博物館より先月

「アントワープ・チェンバロの街」という本が

出版されました。

私も一部、館長さんよりいただき、

早速読みふけっています。

 

 

 

 

 

 

この時期は、夜10時頃まで明るいのですが、

スイスも北ベルギーも治安がいいので、

パリにいる時のように、ピリピリと気を引き締めていなくてもよく

長いお昼間をゆったりと楽しんでいます。

(今は、2018ワールドカップ ロシア大会の真っ最中。

ベルギー戦がある日は、一日中大騒ぎです・・・!)

 

 

みなさまもどうぞお体お大事にお過ごしください。

 

 

 

アントワープより

濱田あや

 

 

 

 

 

 

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