ポルトガル【濱田あや マンスリー・ニュースレター Vol.79】

January 29, 2019

皆さま いかがお過ごしでしょうか。

 

私はポルトガルに来ています。

 

大変光栄なことに、リスボンの「音楽博物館」にて

オリジナルのチェンバロを弾く機会に恵まれました。

なんといってもこの1782年製のチェンバロ、ポルトガルの「国宝」なんです!

 

フランス・ルイ16世の依頼によって、

ルイ16世の妹、クロティルド・ド・フランスのために作られた

パスカル・タスカン製のチェンバロです。

長い修復期間を経て、やっと昨年、演奏可能な状態になったそうです。

 

シノワズリ(中国趣味)の装飾が施され、見た目にも豪華絢爛ですが、

音色もとっても華やかです♪

 

現在作られているチェンバロのなかでも

18世紀フレンチ様式のチェンバロのほどんどは、

パスカル・タスカンの楽器をモデルに作られたものです。

私も今までタスカンのコピー楽器は数多く弾いてきましたし、

実際、私の持っている楽器の一つは、タスカン・モデルのチェンバロです。

 

そんな憧れのタスカン・チェンバロのオリジナルを弾くことが出来るなんて、

夢のような出来事!

弾いていても、

深みのある響き、そして煌めくような音色に惹き込まれてしまいます🌠

 

傍で聴いてられた館長さんも

「是非、また近いうちにコンサートに弾きに来てくださいね」と仰って下さり、

またこの国宝と再会する日が、すでに待ち遠しいです。

 

 

初めてのポルトガル訪問だったのですが、天候にも恵まれ

とても嬉しく印象深いものになりました!

 

 

 

寒い日が続きますが、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

 

リスボンより

濱田あや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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