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フランス便り💌【マンスリー・ニュースレター Vol.147】

みなさまいかがお過ごしでしょうか。


毎日30℃近い温暖なフロリダの次は、パリに来ました。

着いた当初は連日寒く、冬の灰色の空が続いていました。




寒風の中、一般には立ち入りができないカテドラルの塔に、特別に登らせてもらいました。

10階分くらいの螺旋階段を登ると素晴らしい眺めが待っていました。



ノートルダム寺院は修復作業が続いています。





シャンゼリゼ通りのルイ・ヴィトン本店では、

日本の美術作家・草間彌生さんとのコラボレーションが展開されています。



また、1区にあるデパート「ラ・サマリテーヌ」の前(ルイ・ヴィトン本社前)にも

巨大なオブジェが!



アジア人観光客の姿もめっきり増えました。




パリでは、6区のラモー音楽院の生徒のレッスンをして、

先週末にはパリ在住のチェンバロ製作家ラインハルト・フォン・ナーゲルさんの工房にも

お邪魔をしました。


京都コンサートホールのチェンバロも彼が製作したもので、

またスイス、ヌーシャテルの17世紀ルッカース・チェンバロは

フォン・ナーゲルさんが1985年に修復を手掛けたこともあり、

いろいろと話題が尽きずお話をさせていただきました。





また、フロリダでお世話になった指揮者デイビット・スターンさんのスタジオで

リハーサルをさせてもらったりと、

みなさんに良くしていただいて有難い限りです。

(ちなみにこのスタジオはパンテオンの近くにあり、

なんか見覚えのある通りだなぁと思ってたら

ネットフリックスのドラマ「エミリー、パリに行く」のロケ地のすぐそばでした!)


(スタジオのチェンバロ、そして、「エミリー、パリに行く」に登場したエミリーのアパルトマンと、レストラン、パンやさん)


 


そして、来月のプロジェクトの準備のために、ブルゴーニュを訪れました。

新鮮な空気と緑豊かな景色に癒されますね。



ブルゴーニュでは、半年前にパリから引っ越しをした師匠にも久し振りに会えて、

お元気な姿を見て嬉しかったです!



フランスは現在、年金改正法をめぐって、

国中で大規模な抗議活動(スト)が行われていて、

パリでもメトロやバスが運休したり、

ブルゴーニュに行くのにもTGVがキャンセルになったり、身動きも大変です。

でも、フランスにいるとストは付きものなのでしょうがないですね。

(パリではゴミ収集係の人たちもストをしているので、路上にゴミが溜まっています...)






そんなパリですが、やっと暖かくなってきました🌸

みなさまもどうぞ穏やかな春をお過ごしください。



濱田あや

© 2022 Aya Hamada

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