アリゾナ州フェニックス🌵＆ニューヨークのイルミネーション🎄【マンスリー・ニュースレター Vol.179】

氷点下のニューヨークを後にして飛行機で5時間半（時差は2時間）、

アリゾナ州のフェニックスにやってきました🌵

朝晩は冷えるものの、お昼間は25度🌞くらいまで上がり、

暖かな日差しが降り注いでいます。

街には路面電車が走っています。

泊まらせていただいているルネサンス・ホテルは、

ルネサンス様式を意識してか、客室の窓がアーチ状になってお洒落なつくりです。

こちらのホテルにまず1週間滞在しましたが、

最初は フェニックス・シンフォニーとのメサイア4公演です。

歌手やコーラスの方々より

「15年間メサイアを歌ってきたけど、こんなすごいチェンバロ聴いたことなかったわ！」

「至る所で装飾音が付けられていて、素敵！」

「一緒に演奏出来て、ただただ感激！」など

ありがたいお言葉を次々とかけていただきました。

コンサート・マスターは公演後、わざわざ私のところまで来て、

「ブラボー！たくさんの刺激を与えてくれる演奏をありがとう！」と言ってくださり、

指揮者の方はSNS上で

「濱田あやさんがいなければ、そして彼女の素晴らしい演奏がなければ

公演の成功はなかった」と投稿されていました。

みなさんにそう言っていただけて本当に良かったです💛

実は、チェンバロの状態がよくなかったので、

調律師さんから、ナイフや工具をお借りして、

自分で鍵盤のタッチを揃えたり、アクションを整えたりと

格闘した甲斐がありました ☺

そして4公演目が終わって空港に直行。

レッドアイと呼ばれる深夜便

（夜中に西海岸を発って、早朝にニューヨークに到着する）に乗って

雪景色のニューヨークに戻りました（フェニックスとの気温差は35度超）。

ニューヨークの滞在時間は36時間です💦

その間、生徒を6人教え、

リハーサル、そしてマンハッタンのアッパー・イースト・サイドでコンサート。

コンサートの後のレセプションにも顔を出し、

帰り道に、ロックフェラーセンターのクリスマス・ツリーを駆け足で見に行きました。

そして、楽譜とドレスを入れ替えて、

またもやフェニックスに戻ります✈

次は「クリスマス・バロック」コンサートです🎄

数日ぶり（！）に会うフェニックス・シンフォニーの楽団員の人たちも

「また一緒に演奏出来て嬉しい！」と温かく迎えてくれました。

今回のコンサート２公演の会場は、ダウンタウンのオルフェウム劇場。

スペイン・バロック復興様式の美しい歴史的建築物です。

そして目まぐるしい日々が無事に終わりました😌

多くの楽団員の方々が「また絶対来てくださいね！」と声をかけてくださり、

心に残る２週間となり、安堵の気持ちでいっぱいです🎵

明朝フェニックスを発ち、クリスマス・イブ、クリスマスはフランス教会で演奏があり、

そのあとやっと3週間ぶりにお休みの日がやってきます🥰

（といっても、休みの日は次のプロジェクトの練習と原稿書きをしなければ…）

みなさまもどうぞ良いクリスマス、そして年末年始をお過ごしください。

アリゾナ・フェニックスより

濱田あや