皆様 お久しぶりでございます。 いかがお過ごしでしょうか。
私は先週より
イタリアに来ています。
今回は、ローマ ー
フィレンツェ ー ミラノと
周るイタリア・ツアーで、
早いものでもう最終のコンサート地であるミラノにやって来ました。
2ヶ月前にイタリアに来た時は、とても肌寒く凍えそうだったのですが、
さすがに今回はとても暖かくて、というより30度近い日も続き、
気持ち良く過ごしております。
イタリアというと、やはりお食事でしょうか。
ニューヨークでも美味しいものはたくさんあるのですが、
やはり本場の味は違いますね。
毎日、自家製パスタに釜戸焼きのピザにジェラートにと、
『良い演奏の為にはたっぷり栄養を』…と言い訳をしながらも堪能しています。
今回は自由な時間も比較的多かったので、
ローマ、フィレンツェ、ミラノ各地の楽器博物館に赴き、
オリジナルの16世紀~18世紀のチェンバロを弾かせて頂いたり、
鈴木雅明先生とご一緒にボローニャを訪れ、
世界有数の古典鍵盤楽器コレクションを誇る「タリアヴィーニ・コレクション」や
イタリアで(演奏可能な)最古のパイプオルガンがある、サン・ペトロニオ聖堂で、
心ゆくまで試奏させていただき、収穫の多い旅となっています。
さて、7月の兵庫県立芸術センターでのリサイタルのご案内は、
皆様のお手元に届きましたでしょうか。
プログラムは、3月末にニューヨークでのリサイタルで演奏しました、
バッハの『ゴルトベルク変奏曲』です。
ニューヨークでは、観客の方が総立ちになって下さり、
私にとっても大変思い出深いものになりました。
日本の皆様にも楽しんで頂けますように、
より深く仕上げていこうと思っております。
どうぞお誘い合わせの上、お越し下さいますよう、宜しくお願い致します。
イタリア・ミラノより
濱田あや